多くの作家に愛されてきた老舗書店「東京堂書店」(東京・神田神保町)が、3月30日に新装開店した。入り口にカフェを併設した「ブックカフェ」として大変身。玄関はロンドンの書店を参考に設計され、クラシックな趣の書店になった。 写真特集はこちらから ■「持ち込み不可」、喫煙は可 神田神保町店リニューアルオープン当日には作家や文化人などがカフェを訪れ、そのツイートがネットを飛び交った。他のブックカフェと違うのは、「書棚からの持ち込み」を禁止した点。ただしカフェ内に置いてある本は自由に読める。出版前の書籍のゲラ(試し刷り)やバウンド・プルーフ(見本本)もあり、ひと味違った読書体験ができる。3階までの各階にカフェの座席があるが本の売り場とは仕切られ、3階は、書店には珍しい「愛煙家席」だ。カフェとしても楽しめるように、無線LANや電源も完備した。 2階、書籍売り場 カフェの椅子にもこだわりがある。2階は常