雑誌『広告』と連動によるスペシャルインタビュー第6弾は、 「ネオ日本画」を標榜し、絵で戦う「武闘派・画強」を名乗る現代美術家、天明屋尚。 日本伝統絵画と現代のストリート文化を融合させた作品で知られてきた彼がこの夏、自身のキュレーションによる「BASARA」展を開催するという。これまで「侘び・寂び・禅・オタク」というイメージで語られることの多かった日本美術に対して、その対極にある「華美(過美)にして反骨精神溢れる覇格(破格)な美」の系譜を突きつけるグループ展。この話を聞いた時、僕は昨年『美術手帖』で彼が監修した「アウトローの美学」特集の冒頭に掲げられた「男伊達宣言」を思い出した。 "日本では総理大臣(当時)が自らオタクと公言し、オタク文化が「クールジャパン」と祭り上げられ、脚光を浴びている。しかし一方で「『アキバ系』や『萌え』は、もううんざりだ」と言う人も少なくないのではないだろうか。[中略
独自のパフォーマンスで世界的に評価を得ている現代美術作家の折元立身(おりもと たつみ)氏の展覧会「折元立身―ドキュメント」が東京・青山のギャラリーvoid+において開催されている。会期は6月7日まで。ギャラリーでは2007年10月に折元氏が行ったアートとしてのピクニックを記録した『アートイベント"ピクニック"記録展』を行なっており、ビデオや写真、資料などを展示している。なお、会期中はパフォーマンスを行なった部屋をそのまま残し、模様を収めたビデオを上映するとの事だ。 介護アートで注目 折元立身という名前を知らなくとも「介護アート」というキーワードにピンとくる方は少なからずいるだろう。折元氏はナム・ジュン・パイク氏に師事し、前衛芸術活動であるフルクサスに参加するなど、1970年代から世界で活躍してきたアーティストだが、近年はアルツハイマーとうつを患った実母を看るために帰国。その母との生活を『A
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