2004年9月、左腕投手で歴代1位の通算4137奪三振を達成し、声援に応えるジョンソン=AP2001年のワールドシリーズでヤンキースを相手に力投するジョンソン=AP昨年10月のパドレス戦に登板したジョンソン=AP 【ニューヨーク=村上尚史】大リーグを代表する本格派左腕で、歴代2位の通算4875奪三振を記録したランディ・ジョンソン投手(46)が5日、現役引退を発表した。今オフにジャイアンツからフリーエージェント(FA)になったが、力の衰えを理由にメジャー22年間の現役生活に終止符を打った。 この日の電話会見でジョンソンは「来季もまた先発として力を発揮できるかどうかを考えていた。5イニング以上を投げて、自分が納得できる投球をすることはもう厳しいと思った。辞める瞬間が来たと言うしかない」と話した。 愛称は「ビッグユニット(巨大な物体)」。身長208センチから投げ込む160キロ超の速球と鋭い