カネゴンは好きでないものをめったに表明しないのだけど、Excelというソフトウェアに対してだけは近年になるほど憎しみが募ってしまう【可愛さ余らぬおれカネゴン】。なおWordに関しては諦めの心境です。 これまで、いったいどれほどの生産性・創造性がExcelによって無駄に地面に吸い込まれてしまっているだろうか。 Excelの恐ろしさの1つは、それをいじっているだけで何か仕事をした気になってしまうところだったりする。実際にはExcel操作の9割5分は単なる画面レイアウトの微調整であり、ほんの僅かな操作で印刷レイアウトはガタガタに崩れてしまうために、皆大変な苦労をして何かするたびに毎度毎度レイアウトを維持するはめになる。 Excelブックは、百歩譲ってもせいぜい中間生成物として最小限に使うだけにとどめるべきであり、Excelフォーマットのまま顧客に渡したり、地震データのような重要なデータをExce