サッカーW杯ロシア大会決勝、フランス対クロアチア。優勝トロフィーを掲げて歓喜するフランスの選手(2018年7月15日撮影)。(c)AFP PHOTO / FRANCK FIFE 【7月20日 AFP】サッカーW杯ロシア大会(2018 World Cup)で優勝したフランス代表チームについての軽いジョークが、アイデンティティー政治の問題と、米国の多文化主義に対置するフランスの「人種偏見のない」共和国モデルの利点をめぐり、深刻な議論を巻き起こしている。 米人気テレビ番組「ザ・デイリー・ショー(The Daily Show)」の司会者トレバー・ノア(Trevor Noah)氏(34)が冗談として語った、サッカーW杯の真の勝者は「アフリカ」だったという発言は、ソーシャルメディアでの猛烈な反応と、駐米仏大使による辛らつな反論を誘った。 人気コメディアンのノア氏の発言は、優勝したフランス代表チームの選