最近「お金」にまつわる本を、書店でよく見かけます。 こんな時代だからこそ、お金の作り方から増やし方、守り方、使い方まで注目が集まっているということなのでしょう。 僕自身、ここ数日、立て続けに3冊の「お金本」を読んだので、それぞれ簡単な感想をメモしてみます。 ①『この世でいちばん大事な「カネ」の話』 この本は、あらゆる人に、問答無用で読んでもらいたい一冊。 一言で言うなら「幸せになりたいなら、ちゃんとお金を稼ごう」ということが書かれています。 こう言うと、「幸せはお金では買えない!」なんて反論する人が出そうですね。もちろん、そういう考え方も部分的には正しいと思います。 けれど、サイバラがこの本で突きつけてくるのは、そういうキレイゴトが通用しない、どうしようもない貧しさを身にまとって生まれてきた人たちの話です。 生まれた国が貧しい、街が貧しい、家庭が貧しい……、そんな環境に生まれてしまったがば