政府の教育再生実行会議は、大学の入試改革などについての議論を始め、委員からは「現在のような一発勝負の選抜試験は好ましくない」などという意見が出されました。 下村文部科学大臣は、会議のあと、高校在学中に複数回受けられる「達成度テスト」の導入も視野に、大学入試センター試験の見直しを含めて議論を進める考えを示しました。 政府の教育再生実行会議は、総理大臣官邸で会合を開き、先月、国際的に活躍できる人材を育成するための施策についての提言を行ったのに続き、6日から大学の入試改革などについての議論を始めました。 この中で、安倍総理大臣は「大学入試の在り方は国民の関心も極めて高いテーマであり、これからの時代に求められる力を育成するため幅広い観点から議論してほしい」と述べました。 このあと、出席した委員からは「知識が備わっているか見極めるためには、現在のような一発勝負の選抜試験は好ましくない」という指摘や、