今日のアドテック東京初日最後の基調講演は、ほぼ日の糸井重里さんと、JR九州でななつ星を手がけた唐池さんという異色の組み合わせのセッションでした。 「楽しいがすべてを超える」というテーマだったので、一体何を議論するのかなと気になってたのですが、糸井さんがメインテーマとしてあげたのは「メディアを作る」とはどういうことかをあらためて考えるということ。 漫談的な軽妙なトークも交えつつ、いわゆるデジタルマーケ業界を支配しがちな「効率」という価値観に対し真逆の「手間をかける」ことの重要性を強調するという、糸井さんからアドテック参加者への問題提起という印象のあるセッションとなりました。