「スマートフォン新時代」は、先日紹介した「タブレット革命」を書かれた松村太郎がスマートフォンの未来を考察している書籍です。 献本を頂いたので、書評抜き読書メモを公開させて頂きます。 この本では長らく日本の携帯業界を見てきた松村さんならではの視点で、現在のスマートフォンのトレンドを分析していますので、スマートフォンによって携帯業界がどう変わるか気になる方には、参考になる点がある本だと思います。 【読書メモ】 ■(日本の携帯電話市場は)2005年頃には端末、カルチャーともに、世界に対して5年のアドバンテージをもっていたのではないか、と考えられます。 ■スマートフォンは、アメリカの定義では「インターネットに接続できる携帯電話である」 日本では売られているほぼすべての携帯電話端末がインターネット接続機能を備えているため、スマートフォンといわれてもあまりピンときません。 ■現在のスマートフォンは「パ