万年以上前のシベリアに生息していたマンモスの死骸に、ヒトが解体処理したとみられる痕跡が残っていたという。死骸は2〜3歳のマンモスのものとみられ、シベリアの低温のため、体の柔軟な組織を保った状態で保存されていた。 ライオンなどの肉食動物に襲われた痕跡があるほか、体内の臓器、脊椎骨、肋骨と周辺の筋肉などの主要部位と脚の上部の肉はヒトの手で取り去られたとみられる。しかしそれ以外の部位は手付かずのまま残っていた。
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