登山に行くと膨大な時間を人と話すことに費やすことになる。誰かといっしょに山に行けば、その人と一日中、泊まりがけであれば複数日いっしょにいることになるからだ。結果としてその人の内面まで深く知れることが多く、割と親密になりやすい。 一方でコミュニケーション自体が主目的の行為として、飲み会がある。こちらは人と話すために集まる行為であり、飲食という目的もありつつ、私の認識ではコミュニケーションが目的の上位にくる。 登山と飲み会は別のカテゴリーであり、その対象となる人はそれぞれ分かれる。ほとんど山でしか会わない友人もいるし、山に登らない友人もいる。ただし一部の友人はどちらのカテゴリーにも属している。そうなるとその友人と会う機会は、登山と飲み会の半々になりそうだが、多くの場合は登山が圧倒的に多くなる。これは登山でコミュニケーションが十分とれているからだと考えられる。特にコロナが流行っていた際は、飲み会
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