今日も「自己愛」を含んだテーマの続きではあるのですが、今回はコフートや他の精神分析の古典的な理論考察ではなく、「発達障害・愛着障害・人格障害」の違いについての補足記事と、「一次障害と二次障害」について書いています。 ここ最近の事件、名大の19歳の女子学生の事件といい、和歌山県の小5殺害犯といい、昨年の佐世保高1殺害の加害者といい「親が社会的には立派な人あるいは実力者で子供が異常」というケースが目立ちます。 そしてよく人は「親の顔が見てみたい」とか言いますが、子が異常なのは全て「親の人格が同程度かそれ以上に異常だからに違いない」というような感情的な批判が、特に最近の未成年の凶悪犯罪などで過剰に行われていますが、それはあまりにも短絡的過ぎる結論の出し方なんですね。 確かにそういう場合もありますが、そうでない場合も多々あるわけで、またそれ以外の様々な要素を含んだ複合的なケースだって多々あり、 特