紙幣のデザインに用いられる複雑な幾何学模様、「彩紋」。彩紋は、19世紀初頭における彩紋彫刻機の発明によって導入され、近代紙幣に欠かせないデザイン要素となりました。紙幣の偽造防止と装飾という2つの機能を併せ持つ彩紋について、そのデザイン史、技術史を紹介し、さらに国立印刷局の工芸官が新たに制作した彩紋作品も展示します。初公開を含む貴重な資料を通して、近代紙幣デザインの特質を知るとともに、彩紋の豊かな造形美の世界に触れてみてはいかがでしょうか。 彩紋彫刻機実演 特別展会場において、彩紋彫刻機の実演を行います。 1/6(日)、13(日)、20(日) 2/3(日)、10(日)、17(日)、24(日) 3/3(日) 休憩時間 12:00~13:00 昭和時代前半に使われていた彩紋彫刻機 常設展 特別展開催中、常設展もご覧いただけます。 お札のできるまで/切手のできるまで/1億円もてますか/お札で測る身