もう多くの方が経験していると思うが、コンビニで酒やタバコを買うとき、POSレジの画面に20歳以上かどうかを問う年齢確認のボタンが表示され、それを押すように求められることが多くなった。このボタンを押さないと酒・タバコは買えない。 この画面はコンビニチェーンによって異なるが、セブン-イレブンでは「未成年者の飲酒・喫煙は法律で禁じられています。年齢確認できる身分証明書をご提示いただく場合がございます。20歳以上ですか?」という問いの下に「はい」というボタンが配置されている。未成年者に対する酒・タバコ販売の取り締まりが厳しくなったことへの対応策として、コンビニチェーンがPOSシステムに組み込んだ「年齢確認」の仕組みだ。昨年12月にセブン-イレブンが導入し、今夏以降、ローソン、サークルKサンクス、ミニストップなどが追随した。 このシステムを初めて経験したとき、筆者は少なからず戸惑ったのを覚えている。