中国・香港にある英総領事館(2019年8月20日撮影)。(c)Anthony WALLACE / AFP 【8月21日 AFP】(更新)中国政府は21日、今月に入り行方不明になっていた香港にある英国総領事館の職員について、中国当局が拘束していることを認めた。 中国外務省の耿爽(Geng Shuang)副報道局長は同日の記者会見で、同職員は深セン(Shenzhen)警察により、治安管理処罰法違反で「15日間の行政拘留」処分を受けていると説明した。 耿氏は「はっきりさせておく、この職員は香港の市民であり、英国人ではない。つまり中国の国民だということだ」と述べ、これは国内の問題だと主張した。 同職員の家族が公表したところによると、男性の氏名はサイモン・チェン(Simon Cheng)氏。チェン氏は8日、会議に出席するため、日帰りの予定で香港に隣接する深センへ出張。 その夜同氏から、列車で戻り税関