言語は、脳におけるもっとも高次の情報処理システムである。われわれが母語を用いて発話したり、他者の発話を理解したりするときには、「普遍文法」に基づく言語情報処理を、無意識のレベルでおこなっていると考えられる。言語学では、この普遍文法の候補として、さまざまな言語のデータを普遍的に説明することができる理論が提出されてきた。しかしながら、これらの理論が、脳の認知機能の一部として支持され得るかどうかは、まだよくわかっていない。普遍文法の計算原理が、実際に脳のどのようなシステムによって実現されているか、という問題を解き明かしていきたい。 顕微鏡の発明が細胞生物学を生みだし、遺伝子工学の技術が分子生物学の発展をもたらしたように、無侵襲的に脳機能を計測する技術こそが、認知脳科学の発展の鍵である。機能的磁気共鳴映像法(fMRI)は、現在もっとも有力な脳機能イメージングの技術であり、放射性物質を使わないので
町田健『生成文法がよくわかる本』 これが日本語で読める入門書。だけど町田先生自身、生成文法に否定的。これを読んだらさっさと洋書に進んだ方がいいです。日本語の生成文法のテキストは独学には向いてないです。PooleとかRadfordとかCarnieとかHaegemanのテキストはかなりいいです。いま時間ないんでまたあとで詳しく書きます。 とはいいながら私自身も生成文法否定派です笑 でも批判する以上はやつらが何をやっているかを知る義務があると思い勉強はしました。 追記 もうお一方がかなりかかれていますので補足することはほとんどありません。 田中克彦はかなりやばいです。不勉強すぎて却って腹が立ちます。 井上和子先生の本もいいですが、大津由紀雄先生らが書かれている『言語研究入門―生成文法を学ぶ人のために』も非常にいい本です。井上先生のものより少し難しいですので、井上先生のものを読んだ後に取り組むのが
脳は文法を知っている 脳には言語の文法判断に特化して働く中枢があるという。それを実験でつきとめた酒井邦嘉さんという研究者(東京大学助教授)を、仕事で取材させてもらった。酒井さんは、チョムスキーが唱えた「普遍文法」の発想に立脚し、人間の脳は言語の基盤を生まれつき備えていると明快に述べる。今回の取材を通してこのテーマをめぐる私の考えも少し固まってきた。そのあたりをまとめてみた。 ●言語がすぐにしっかり身につく謎 幼児は驚くほどスピーディーかつスムーズに言語を覚えていく。考えてみれば不思議ではないだろうか。言語という複雑な仕組みを、まだ知能の高まっていない段階で、しかもそれほど多くの正しい文例に触れるわけでもないのに、完全に身につけてしまうのだから。 やはり、言語を聞きわけ自らも話すための基盤を赤ちゃんは持って生まれてくると考えざるをえない。いや、だったら人間の能力なんてすべて生まれつきの身体が
これはもう自分だけかもしれないけど、 風邪を引いて鼻づまりになったときなどに 一発で鼻が通る方法がある。 常に効くわけじゃないけど、軽いものならかなりの率で。 腕立て伏せをするのです。 腕立て伏せをすると 特に上半身の体温が上がってきて あるラインを超えたところですっと鼻が通る。 これは腹筋ではダメで、腕立て伏せじゃないといけない。 医学的にどうなのかまったく知らないし 自分以外の人に効果があるのかもわからないから とりあえず書いてみた。 「自分もそうだ」という声や 「それは上腕なんたら筋と鼻腔の神経がどうたら」というコメントや 「素晴らしい発見なのでご褒美をあげよう」というお申し出を お待ちしております。 関連エントリ 口の中を噛んだときの応急処置 風邪の特効薬「ショウガコーラ」を作ってみた
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