ローマの警察当局は12日、ローマ市内の地下鉄駅で30代半ばの日本人男性をスリの現行犯で逮捕した。当局は、男性を「少なくとも1カ月前から地下鉄でスリを繰り返していた常習犯」としている。地元紙は、そのアジア人的な風貌(ふうぼう)から「地下鉄の忍者」のあだ名で乗客に恐れられていたなどと伝えている。 警察は男性の氏名などを明らかにしていない。1978年生まれという。観光名所「トレビの泉」や映画「甘い生活」で有名なベネト通りに近いバルベリーニ駅で、乗客から携帯電話を盗んだ直後に取り押さえられた。 最近ローマ市内ではアジア系のスリ集団が出没。しかし、警察当局はこの日本人男性について「いつも単独で行動していたようだ」としている。いつもバルベリーニ駅と隣駅の間で目撃されていたという。(ウィーン=喜田尚)
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く