1. 概要 沼東(しょうとう)小学校とは、北海道美唄(びばい)市にある小学校の廃墟である。見ての通り丸い形をした珍しい外観の校舎が実に特徴的である。 現在ではこの1棟しか残っていないが、現役時はすぐ隣に同じ形の校舎がもう1棟並んでおり、それらの間は渡り廊下で繋がっていた。その姿は上から見るとちょうど眼鏡のように見えたことから「めがね校舎」の愛称で親しまれた。 この学校に...
![廃墟写真ブログ -Ruin's Cat-](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/e303cfeff0c97fd01088335b5cf7b05612608e57/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fblog-imgs-137.fc2.com%2Fr%2Fu%2Fi%2Fruinscat%2F04-IMG_3566_67_68_69_70_71_72_tonemapped02_Lr_CMYK_RGB-soft-logo_Lr-Twitter_card.jpg)
1. 概要 「子供の描く絵がおかしい」というのは、家庭崩壊や虐待のメタファー※1として漫画や映画などの映像作品にしばしば用いられる表現である。だがそれは決して根も葉もない“おとぎ話”ではないという現実を、この廃屋は我々に教えてくれる。 この家にはかつて、両親と猫好きの2人の女の子が暮らしていたようだ。造り自体はどこにでもあるような普通の民家である。しかし上の子が中学校に上がった時点で、家族の記録はまるで夜逃げでもしたかのようにプッツリと途絶えてしまっていた。 その絵から放たれる尋常(じんじょう)ではない狂気もさることながら、家族の突然の失踪(しっそう)、背後に見え隠れする某宗教団体の影、そして墨汁(?)をまき散らかしたような滅茶苦茶に荒らされた部屋など……。これらの状況をふまえてここが廃墟になってしまった理由について考えてみると、私にはどうしても背筋に冷たいものが走ってしまうのだ── 2.
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