2016年6月16日のブックマーク (1件)

  • 「それは仕様です」 から卒業しよう

    「こうこうこういう事情で困っているのですが、これは仕様でしょうか?」 特に新規のお客様から、当に申し訳なさそうに、仕様かどうかを尋ねられることがあります。尋ねられた当方は仕様かどうかということより、困っているという事実の方がよほど気になるのですが、このような質問を度々される方は、過去に仕様を過剰に重んじる文化に付き合わされてしまった方が多く、当方で少しづつその文化から距離を置くよう、コミュニケーションを繰り返していきます。 仕様という言葉は、特にサービスのローンチ前には、確かに必要となる局面が多いです。そういう観点で、仕様とは、複数人が同じ目的に向かって制作を進めるためのもの、といって良いでしょう。 一方で、サービスのローンチ後には、逆に仕様という言葉が独り歩きをして、免罪符のごとき使われ方をされてしまうことがあるようです。つまり 「それは仕様です」 でその後の改善を封殺してしまうという

    「それは仕様です」 から卒業しよう