比内地鶏とか名古屋コーチンとかコシヒカリとかアサリとか野菜とか、産地偽装に関する事件がやたらと目に付く。食品に限ったことではない。某百貨店がイタリア展で販売した家具は、実は中国製だったという。 真偽のほどはわからないが、自身の感覚からして「さすがにこれはおかしくないか」と思うことがよくある。そもそも「ブランド素材」は希少価値が「ウリ」のはず。けれど、気を付けて見てみると、どこにでもあるのだ。米でいえば、チンするパック入りご飯から街のトンカツ屋まで、やたらと「魚沼産コシヒカリ」を使っているようだし。魚沼って、ものすごく広いんだなぁと感心してしまう。肉とかもそう。話題になったら、ちょっとお洒落なイタリア料理店などの豚はみなイベリコ豚になってしまった。豚の飼育頭数は増やせるかもしれないけど、えさのドングリは足りているのだろうか。 「何だかなぁ」と思っていたところに、実家から旅の土産が届いた。せん