日本人史上最年少でMLB球団のKCロイヤルズと契約していた結城海斗が自由契約となった。 日本の高校へ進学せずに海を渡った右腕には注目が集まったが、厳しい結果となった。このコラムでも彼の挑戦を応援していただけに、残念というしかない。 過去に、菊池雄星(マリナーズ)や大谷翔平(エンゼルス)が高校を卒業してのメジャー挑戦を目指した際には世間から「成功するはずがない」と否定論が渦巻いたが、若くしてのメジャー挑戦はこれまでどおり日本のプロ野球を経てからというのが定石なのだろうか。 とは言え、海外FA権までの取得年数が9年と長く、1年でも早くメジャーに挑戦したい選手からすれば、かなり重大な選択を迫られるだろう。大谷のように割と早い段階で球団からの容認がもらえればいいが、選手によって、9年近くを待たされるのは長い。 個人的には、挑戦したい意欲があるのであれば、年齢には関係なく、早い段階から海を渡るべきで