平戸島と生月島を結ぶ「生月大橋」から北東側に見える小さな島が聖地「中江ノ島」。 禁教令の初期・1622年(元和8年)、六人の信徒と幼子を含む家族がここで処刑されました。 信徒の一人・ヨハネ次郎右衛門が「中江ノ島」に向かう船中での発言(ここからパライソ(天国)は遠くない)から、信徒たちに天国への門と見なされるようになり、今も大切な聖地として“お中江様・お迎え様・御三体様・サンジュワン様”と呼ばれ、守られています。 また、お授けという洗礼儀式を行なう際に必要な聖水を汲み取るための儀式が島内で行われており、不思議なことにどんなに日照りが続いても聖水は枯れないといいます。 殉教の様子を伝えるオラショ(口伝えの祈祷)・「さん・じゅあん様の歌」は生月町博物館「島の館」で録画資料を見ることができます。哀切溢れる美しい調べをお聞きください。
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