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ブックマーク / davitrice.hatenadiary.jp (2)

  • ルサンチマン倫理 vs 徳の倫理(読書メモ:『卓越の倫理』) - 道徳的動物日記

    卓越の倫理―よみがえる徳の理想 作者:リチャード テイラー 出版社/メーカー: 晃洋書房 発売日: 2013/10/01 メディア: 単行 倫理学の入門書などにおいて義務論や帰結主義とならぶ規範倫理として徳倫理学が紹介されるときは、「〜主義」を否定して「中庸」を強調する、どちらかとえいばマイルドで当たり障りのない主義主張して紹介されることが多い。しかし、このではプラトンやアリストテレスなどに代表される古代ギリシアの哲学者たちが実際のところ「徳」や「幸福」について何と語っていたかが紹介されつつ、その主張の過激性やエリート主義性を明らかにする。何よりの特徴は、現代の民主主義社会で生きていたはずの著者が、古代の徳倫理学のエリート主義性を高らかに肯定しているところである*1。 このは3部構成になっており、第1部では古代の「気概の倫理」がキリスト教による平等主義とそれを前提とした「義務の倫理」

    ルサンチマン倫理 vs 徳の倫理(読書メモ:『卓越の倫理』) - 道徳的動物日記
  • ネット言説における「合理性」信奉 - 道徳的動物日記

    もしかしたらこのブログの読者ならご存知かもしれないが、私にはインターネット中毒の傾向がある。 特に、Twitterはてなブックマークはついつい見てしまう。 会社でフルタイムで働きだすようになってからはを読める時間が減った一方で、インターネットを見る時間は増えてしまった(仕事の合間にもブラウジングしてしまうことは可能なためだ)。 だが、中毒であるということは、なにも好きこのんで意欲的にネットを見ている訳ではないということだ。 むしろ、Twitterはてなブックマークで見れるような人々の意見やコメントにはうんざりさせられることが多い。 ところで、ここ数ヶ月は、生活習慣や生活環境を変えたことで、学生時代ほどではないが多少は読書をする時間を取り戻すことができた。 そして、しばらくネットの海にひたった後に改めて読書を再開すると、ネットに書かれていることとに書かれていることとの傾向の違いを以前

    ネット言説における「合理性」信奉 - 道徳的動物日記
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