Autodataが発表した08年米自動車販売統計によると、08年の新車販売台数は前年比18%減の1324万4000台という厳しい結果となった。直近の12月販売統計速報でも、4ヶ月連続の100万台を割り込む89万台と振るわず、特にビッグスリーのシェアが統計開始以来初めて50%を割り込む事態となった 12月の新車販売台数を、メーカー別に見てみると興味深い結果が得られる。ビッグスリーでは、GMとフォードが前年同月比31%減と厳しい状況が続き、クライスラーに至っては53%減と壊滅的な状況となっている。一方、日本勢は全体シェアでは過去最高の水準となったが、販売数ではトヨタが36%減、ホンダが34%減と落ち込み幅ではGMとフォードを上回る事態となっている どうも、この辺り日本のエコノミストのふざけた分析では軽く無視されている状態なのだが、ビッグスリーの苦境が日本メーカーを躍進させるという根拠なき期待が