水素で走る車や列車。ニュースでは耳にするけれど、まだどこか遠い世界の話と思っていませんか? それもそのはず。燃焼や発電の際に二酸化炭素を排出しない水素は、“脱炭素”の切り札として注目されていますが、製造コストが高いため普及が進んでいないのが現状です。 その課題を克服しようという世界初のプロジェクトが、日本とオーストラリアの間で進められています。カギを握るのは、なんと「石炭」なんです。(シドニー支局長 青木緑/ネットワーク報道部記者 小宮理沙)
運転開始から40年を超えた関西電力の3基の原子力発電所について福井県の杉本知事は28日、運転の延長に同意する考えを表明しました。 関西電力は準備が整った原発から再稼働させる考えで、福島第一原発の事故のあと40年を超えた原発の再稼働は全国で初めてとなります。 悲願の1つ なるべく長く原発を運転する。 原発事故のあと長期運転に制限が設けられる中、40年を超える原発の再稼働は政府や電力会社にとって悲願の1つでもありました。 温室効果ガスの大幅な削減には、脱炭素電源である原子力が欠かせないと国内外に発信し続けてきたことなどが理由です。 政府は2030年度の時点で電力のうち原発の比率を20%から22%にすることを掲げてきました。しかし、福島第一原発の事故のあと再稼働した原発は9基で、現在、発電全体に占める割合は6%にとどまっています。 新たに原発を建設することへの理解が得られていない中、現状、政府は
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