宮崎県沖の日向灘で起きる大規模な地震の発生確率について、政府の地震調査委員会は、改めて計算した結果を公表しました。過去にマグニチュード8クラスの巨大地震が起きていた可能性があり、発生確率は「不明」としつつも、今後も同じ程度の規模の地震が起きる可能性があるとしています。 政府の地震調査委員会は、日向灘やその周辺で起きる地震の規模や発生確率についての長期評価を18年ぶりに見直し、検討結果を公表しました。 それによりますと、日向灘では17世紀以降、マグ二チュード7クラスの大地震が8回発生し、江戸時代の1662年にはマグニチュード7.6の地震が起きました。 これまで巨大地震の発生は知られていませんが、過去の津波の痕跡調査や最新のシミュレーション結果などから、1662年の地震はマグニチュード8クラスの巨大地震だった可能性があると指摘しています。 今後30年以内に日向灘で大津波を伴うマグニチュード8程
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