えっ、東芝に新たに400億円粉飾の疑い? 新年明けましておめでとうございます。本年最初の更新ですが、違和感だらけで新年にふさわしい話題かどうかはわかりません。とりあえず順を追って解説します。 本日(1月3日)、一部の大手報道機関が東芝の不正会計問題について、2014年3月期までの3年間で400億円規模の決算を「粉飾」した疑いがあり、それに歴代3社長が関与した疑いもあるとの調査報告を証券取引等監視委員会(以下、監視委員会)がまとめたと報じています。 「粉飾」という言葉が大手報道機関で(たぶん)初めて使われています。 東芝の不正会計とは、2015年9月7日に2009年3月期から2014年12月期の有価証券報告書に記載されている連結決算を遡って合計2248億円(当時)も訂正したもので、2015年12月に監視委員会が史上最高となる73億円余の課徴金を徴求して行政処分は終わっています。 それからも東