イスラエルの議会は28日、国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)の国内での活動を禁止する法案を可決した。日本や英国など7カ国は、UNRWAがパレスチナ難民に不可欠な人道支援を提供しているとして、この法案に対して「深刻な懸念を表明する」との共同声明を発表していた。新法の成立で、国際社会からの非難はいっそう強まりそうだ。 イスラエルメディアによると、新法は、占領地のパレスチナ自治区ガザ地区やヨルダン川西岸地区、東エルサレムとイスラエル国内でUNRWAの活動を禁じる内容。イスラエル政府関係者がUNRWAと接触することも禁止した。