認証局(Certification Authority)が何を行うのかというと、第三者の公開鍵が、間違いなくその組織(や個人)のものだという事の証明を行います。この証明には[なりすまし]や[改ざん]を検知する仕組みが含まれています。 注意するべき点はここで構築するのが自前の認証局であり、他人からは第三者を証明するはずのこの認証局自体が信頼できない点です。その点を回避するためになんらかの安全なルートで自前の認証局の証明書をルート証明書として登録してもらう必要があります。ただしその場合、この認証局の秘密鍵の管理に責任を負う事を認識する必要があります。自前の認証局を利用するには、扱う情報の内容や利用範囲を考慮する必要があります。 認証局(CA)の作成用に、CentOS5ではシェルスクリプトが用意されています。これを使用することで容易に認証局を作成する事ができます。 # /bin/cp /etc/