5月30日に小笠原沖で発生したマグニチュード8.5の巨大地震で、気象庁はテレビや携帯電話に地震の発生をいち早く知らせる緊急地震速報(警報)を発表しなかった。日本周辺でマグニチュード8.0以上を観測したのは、2011年の東日本大震災(マグニチュード9.0)以来だというが、なぜ発表されなかったのか。
浮上したスーパーサイクル説 世界最大級のマグニチュード(M)9・0が襲った東日本大震災。日本ではあり得ないとされた巨大地震は、なぜ起きたのか。この謎を説明する「スーパーサイクル説」を東大地震研究所の佐竹健治教授が提唱、大震災に至る長期的なシナリオが浮かび上がった。東北地方では700年以上の周期で巨大地震が繰り返されていた可能性が高まっている。 大震災の巨大地震は、東北地方が乗っている北米プレート(岩板)の下に太平洋プレートが沈み込み、両プレートの境界面が大きく滑って発生した。震源域は岩手県沖から茨城県沖の広い範囲に及び巨大なエネルギーが放出された。プレート境界は、普段はがっちりと固着してエネルギーをため込み、地盤のひずみが限界に達すると一気に滑って巨大地震を起こす。逆に言えば、地震がよく起きる場所はエネルギーを小出しにして蓄積しないため、一般に巨大地震は起きないとされていた。 今回の震源地
16日付の英紙デーリー・テレグラフは、国際原子力機関(IAEA)の当局者が約2年前に、日本の原発の耐震安全指針は時代遅れで、巨大地震が発生した場合は持ちこたえることができない可能性があると警告していたことが分かったと、内部告発サイト「ウィキリークス」が入手した米外交公電を基に伝えた。 報道によると、IAEA当局者は、2008年12月に主要国(G8)の原子力安全保障を協議する会合で警告した。日本は06年に原発耐震指針を25年ぶりに改定していた。IAEA当局者は、日本では過去35年間にたった3回しか指針が改定されていないと説明、IAEAが内容を再調査していると語ったという。 会合で、この当局者は最近発生した地震はいくつかの原発の耐震設計基準を超えていると指摘し、深刻な問題だと懸念を示した。日本政府は警告を受け、原発の安全性を高める約束をしたという。(共同)
File Not Found. 該当ページが見つかりません。URLをご確認下さい。 お知らせ 事件・事故のジャンルを除き、過去6年分の主な記事は、インターネットの会員制データベース・サービスの「京都新聞データベース plus 日経テレコン」(http://telecom.nikkei.co.jp/public/guide/kyoto/)もしくは「日経テレコン」(本社・東京 http://telecom.nikkei.co.jp/)、「ジー・サーチ」(本社・東京、 http://www.gsh.co.jp)のいずれでも見ることができます。また、登録したジャンルの記事を毎日、ネット経由で会員に届ける会員制データベース・サービス「スカラコミュニケーションズ」(本社・東京、http://scala-com.jp/brain/) も利用できます。閲読はともに有料です。 購読申し込みは下記のページから
人気バラエティ番組「ザ!鉄腕!DASH!!」(日本テレビ系)の「DASH村」が危機だ。東北関東大震災で被災したほか、放射能漏れが懸念されている福島第1原子力発電所から20-30キロ圏に位置。自主避難要請が出ている地域で、ネットでは心配する声が挙がっている。 「DASH村」は「自分たちの村を日本地図に載せよう」という企画としてスタートした村。自然溢れる農村地帯にあり、番組では頻繁にTOKIOのメンバーが畑を耕したり、動物の世話をしたりする様子が放送されていた。 震度6強の揺れ、出演者・スタッフは無事 日本テレビはDASH村の所在を明らかにしていないが、2003年に敷地内で火事があり、それが地元紙などで報じられたことから場所が発覚。福島県双葉郡浪江町南津島にあるとされている。 今回の震災では浪江町は震度6強。直後には数百人が行方不明という報道も出た。DASH村は2011年3月14日付でサイトに
日本テレビ系の人気番組「ザ!鉄腕!DASH!!」のダッシュ村住人たちも、福島原発の「退避指示」を受けて、出演者やスタッフが村から引き揚げた。ダッシュ村は福島県浪江町南津島にあって、福島第一原発とは山ひとつへだてた20キロ圏内。海からの風が吹けば、放出放射能が飛んでくる。 地震直後はホームページで「DASH村でも強い揺れがありました。今のところ、建物や施設に重大な損壊はなく、出演者ならびに全スタッフの安否はすべて無事が確認されています。また、動物たちも無事です」と報告していた。TOKIOのメンバーは撮影に合わせて村に出かけるだけだが、村を維持するためにスタッフや「村人」が常駐、農作業や村暮らしの指南役の農家・三瓶明雄さんも近くに住んでいる。「退避指示」を受けて全員が村を脱出したようだ。 村では、番犬の「ほくと」やヤギの「八木橋一家」、ヒツジ、合鴨などが飼われているが、はたしてどうしたのだろう
2011年03月26日 ➥ 夢の高速増殖炉「もんじゅ」が福島第一原発よりヤバい状態になりそうで責任者が自殺してたんだけど知ってた? 692 comments ツイート 関連記事: 高速炉『もんじゅ』に出た“生殺し”死亡宣告 - ガジェット通信 高速増殖炉「もんじゅ」課長が自殺 トラブル復旧を担当、今月中旬から不明-MSN産経ニュース 71:名無しさん@涙目です。(関西地方) []:2011/03/25(金) 21:35:57.91 ID:Hkqgo3qR0 みんなのヒーローもんじゅちゃん(物理板より転載) 2010年8月26日、炉内中継装置(直径46cm、長さ12m、重さ3.3トン)がつり上げ作業中に落下する事故が起きた 原子炉に鉄クズ(交換装置)3.3トンが落下し、回収が不能であることがわかった 燃料棒の交換方法断たれる 休止不能で制御棒なんとか突っ込んで冷やし続けている状態 燃料が高濃
国の原子力政策の安全規制を担う、原子力安全委員会の班目春樹委員長は23日夜、東日本巨大地震で被災した東京電力福島第一原子力発電所の事故後初めて記者会見を開いた。会見後、原子炉の被害について尋ねられた同委員長は「(水素爆発した)1号機の核燃料はかなり溶融している可能性がある。2、3号機に比べて、最も危険な状態が続いている」と指摘した。原子炉内の温度、圧力の異常上昇が続き、危険な状況にさしかかっているとして、「(炉心が入っている)圧力容器の蒸気を放出する弁開放を行い、炉の破壊を防ぐ検討をしている」ことを明らかにした。 同原発1〜3号機の原子炉の燃料棒は露出し、海水の注水作業が続けられている。23日、1号機の炉内の温度は一時、400度と設計温度(302度)を上回ったが、注水によって温度が下がっている。しかし、圧力の上昇が続き不安定な状態になっているため、班目委員長は「24日にも、圧力容器内の蒸気
東日本巨大地震を引き起こした地殻の破壊が茨城県沖で止まったのは、フィリピン海プレート(岩板)によるものであることが、海洋研究開発機構の調査でわかった。 地殻の破壊は、宮城県沖から北と南へそれぞれ進んでいったが、南下していった破壊は、茨城県沖と房総沖の境にある同プレートの北東端でちょうど止まったとしている。 一般に、余震の発生領域は、地震を引き起こした地殻の破壊が起きた領域とほぼ同じであると考えられている。同機構がこれまでの探査で分かっていた茨城県沖の地下構造と、余震の発生領域を比較した結果、余震の発生領域の南限がフィリピン海プレートの北東端に一致していることが判明。同プレートの北東端が、地殻破壊の房総半島沖への南下を食い止めたとみている。 日本列島の太平洋沖合では、東日本をのせた北米プレートに太平洋プレートが沈み込む一方、西日本をのせたユーラシアプレートにフィリピン海プレートが沈み込んでい
英語メディアが伝える「JAPAN」なニュースが、こんなに重みをもつ事態が起きるだなんて……。東日本大震災とそれに伴う被害に遭われた皆様、大事な人を亡くされた皆様に、心よりお見舞いとお悔やみを申し上げます。ご承知のように震災発生からこちら、海外メディアには「JAPAN」のニュースが溢れかえりました。悲嘆の言葉、応援の言葉、称賛の言葉、そして批判の言葉も。そこから透けて見えたのは、日本と日本人の姿もさることながら、伝える側の恐怖、そして伝える側の地金でした。(gooニュース 加藤祐子) ○最初は日本称賛で始まった 3月11日からこちら、ご承知のようにほとんどの海外メディアのトップニュースは(多国籍軍のリビア空爆が始まるまで)ずっと日本でした。その最中にあって私は、単発の記事がどうだったとストレートニュースとして伝えるならともかく、コラムという形式の難しさを痛感し、原稿を書いては何度も自らボツに
計画停電2日目の15日、首都圏の鉄道ダイヤは依然として大きく乱れているが、停電区域に当たった各鉄道の変電所への送電が可能となったことなどから、前日よりも運休路線は減少した。 14日には、多くの駅前に乗客の行列ができ、ホームの混雑で電車の運行がさらに遅れたが、混乱は一部改善された。 国土交通省によると、同省や鉄道事業者各社は14日、東京電力と協議し、計画停電からの鉄道の除外などを要求した。東京電力は当初、「鉄道の変電所だけに電力を供給することは無理」としていたが、国交省の技術担当者が、停電区域の変電所にピンポイントで送電することは技術的に可能と指摘。「手間と時間がかかる」などと難色を示していた東電を説得した。 送電量は限定されるものの、計画停電の影響を受けない変電所への送電が実現したことで、15日の運行ダイヤは大幅に改善。今後も、安定的なダイヤを組めるようになった。 同省は「間引き運転など、
3月15日、国際エネルギー機関は、日本は原子力発電の不足分を補うに十分な石油火力発電による余剰能力を有していると指摘。写真は福島県原子力災害対策センターで(2011年 ロイター/Yuriko Nakao) [ロンドン 15日 ロイター] 東日本大震災に伴う原発事故を受けて、国際エネルギー機関(IEA)は15日、日本は原子力発電の不足分を補うだけの十分な石油火力発電による余剰能力を有している、との見解を示した。 IEAは月次報告書で「実際には、液化天然ガス(LNG)および石炭も使用することで需要に対応できる可能性が高いが、LNG、石炭の両セクターにおいては余剰発電能力がより限定的であるようだ」と指摘している。 IEAの推計によると、日本は2009年に石油火力発電能力の30%しか使用しておらず、平均で日量36万バレルの原油・燃料油を使用し、100テラワット時余りの電力を生産した。 IEAはまた
民放各局のテレビでACジャパン(旧公共広告機構)のCMが大量に流れ、同団体に視聴者から抗議が殺到していることが17日、分かった。同団体は公式サイトに「大変ご不快な思いをおかけしました」とする謝罪文を掲載するとともに、「CMの放送はテレビ局の独自判断」として理解を求めている。 ACジャパンは、広告を通じて社会貢献を行う団体で、CMは無料で放送される。今回は震災の影響で予定されたCMを自粛するスポンサーが相次ぎ、その空白を埋めるため、テレビ局が同団体のCMを大量に使用しているという。 抗議では「企業の自粛であまったCM枠を買いあさっているのか」など誤解に基づくものが多いという。 「テレビ各局に、最後に入る『エーシー』という音声の削除をお願いした。震災を扱ったCMも週明けに完成予定で、活動を理解してほしい」と話している。
信頼されるメディアとしてロイターは、トムソン・ロイターのニュース・メディア部門で、毎日世界各地の数十億人にリーチする世界最大級の国際マルチメディア通信社です。デスクトップ端末、世界の報道メディア、業界イベント、そしてダイレクトにビジネス、金融、国内・国際ニュースをプロフェッショナルにお届けします。
三陸沖で発生した地震とその後の津波の様子は海外でも生放送で伝えられた=ロイター 日本の三陸沖で11日発生した大地震について、世界各国の報道機関は発生直後に速報し、テレビ局などは特別番組を編成して各地の被災状況を刻々と伝えている。 今回の地震の規模は、世界的にも巨大だ。 米CNNは「米地質調査所(USGS)によると、マグニチュード8.8の地震が日本を直撃した。ツナミ警報が出ている」と発生直後に速報。その後、USGSがM8.9に上方修正したことや各地の被災状況などを日本のNHKの映像などを使いながら特別番組で伝え続けた。英BBCも通常の番組を中断、中東の衛星テレビ局アルジャジーラも、カダフィ政権と反体制派の衝突などリビア関連のニュースを取りやめ、それぞれ中継を続けた。 先月22日に大地震に見舞われ、多数の死傷者が出ているニュージーランドの地元テレビ局も、番組が臨時ニュースに切り替わり、
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く