最年少でタイトルを獲得した将棋界の「怪物」藤井聡太二冠(18)は、使っているパソコンもモンスター級という。本紙などのインタビューに、「自作した最新のものはCPU(中央演算処理装置)にAMDの『Ryzen Threadripper(ライゼン・スレッドリッパー)3990X(以下3990X)』を使っています」と語ったのだ。このパーツはパソコンの性能を左右するもので、データの処理スピードは現状で世界トップクラス。とはいえ、何がどれだけすごいのか。専門学校コンピュータ教育学院(福岡市)の伴昭彦さんに教えてもらった。 -CPUは、どんな役割を担っているのか。 「パソコンの『考えている部分』で、人間でいえば頭脳に当たります。演算(計算)や周辺機器の制御を行っており、性能で情報処理のスピードが左右されます」 -情報処理スピードを決めるものは何なのか。 「一つがCPUのコア数です。コアとはCPUで実際に処理
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