日商岩井(NI)と富士通(F)の折半出資会社として発足した株式会社エヌ・アイ・エフを母体としている。設立当初はCompuServeと提携してニフティサーブの名称で商用のパソコン通信サービスを行ない、一時は日本で最大手のパソコン通信サービスであったが、その後のインターネットの普及に合わせてインターネット接続サービスを軸とした事業に移行する。ダイヤルアップ接続やISDN回線が一般的な1999年2月末時点の会員数は約269万人で、国内インターネット接続事業者の中で最大規模であった。1999年3月に経営不振の日商岩井が所有株式を富士通に売却して富士通の全額出資子会社となった[1]。11月に富士通のISP事業部門で会員数54万人のInfoWebと統合して、@niftyが誕生した[2][3]。 パソコン通信サービスを開始した当初、CompuServeで確立されていた「フォーラム」というコミュニティを形
ISP(インターネット・サービス・プロバイダ)最大手,ニフティ(http://www.nifty.com/)の新社長に6月26日に就任した古河建純社長が,「富士通グループの一員として,従来とは異なる富士通との協業を模索していく」と新戦略を明らかにした。 「たとえば,富士通のユーザー企業が提供するWebサービスを組み合わせて,個人向けサービスを開発する。このサービスのポータルの役割をニフティが担うことができるだろう。こうした事業が,今後大きく成長すると見ている。富士通が強みを持つ企業向け事業と,ニフティが強みを持つ個人向け事業は,これまであまり接点がなかったが,これからはお互いの強みを生かしあっていく」(古河社長)。 古河氏が社長に就任する直前の5月末,ニフティの買収を計画していたソニーが,買収しないことを決定した。このためニフティは,富士通グループの一員としての役割を,改めて見直すきっかけ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く