サステナブル(持続可能な)という言葉が浸透してきて、色々な商品や取り組みにサステナブルの思想が織り込まれるようになってきた。文房具類でもサステナブルを目的とした商品が色々と発売されているが、「地面に植えて芽が出る鉛筆」もその一つだ。 サステナブルを体験できる鉛筆 今回ご紹介するのは、土に植えることで芽が出る鉛筆「スプラウトペンシル」という商品だ。もう随分前から発売されていて、種類やセット本数も多種多様だ。 「芽が出る鉛筆」とは、短くなって使いずらくなった鉛筆を土に植えることで、そこから芽が出て花や植物に生まれ変わるという商品だ。 2012年、マサチューセッツ工科大学の3人の学生が、プラスチックを使わない鉛筆に着目して使い終わった後に植えられる筆記具を発明した。その鉛筆をデンマークにあるスプラウト社が商品化し、現在までに世界80か国以上で約3000万本以上が販売されているのが「スプラウトペン