市営地下鉄海岸線「三宮・花時計前」駅改札付近に設置された「予約図書自動受取機」。巨大な自動販売機のようで、ここに1000冊の本が入る(6月24日・神戸市中央区) 神戸市は6月24日、駅に設置された自動販売機ならぬ自動受取機で、市立図書館の蔵書が受け取れるサービスを開始することを発表。全国初の館外「予約図書自動受取機」が、三宮駅前に設置される。 現在、本の貸出予約は公式サイトでおこなっているが、受け取りは図書館に行く必要がある。今回の自動受取機では、利用者が機械に図書カードをかざしてタッチパネルを操作すると、予約した本が自動で出てくる仕組みが導入された。 設置場所は、市営地下鉄・海岸線「三宮・花時計前」駅の改札前で、神戸国際会館とも直結する利便性の高いエリア。24日におこなわれた定例会見で久元喜造神戸市長は、「朝5時半から深夜0時まで利用できる。市内図書館のうち、もっとも早い開館時間が朝9時