社説:秋田港開港50年 地の利生かし活用探れ 秋田港は外国貿易船が直接入港できる「開港」の指定を受けてから、きょうで50年になる。岸壁や防波堤、荷役設備などが半世紀をかけて整備され、コンテナ貨物の取扱量も年々増えている。ロシアや韓国など対岸諸国に近い地の利も生かして県経済の一層の発展につなげたい。 開港した1965年、秋田湾地区が国の全国総合開発計画に基づく新産業都市に指定された。大規模工業地帯の建設計画は頓挫したが、火力発電や亜鉛生産、製紙、木材関連の工場などが港周辺に基幹工場として張り付いた意義は大きい。 20年前の1995年、韓国・釜山港との間で国際コンテナ定期航路が開設されてから、貨物は年々増えた。2011年には国際海上コンテナの日本海側拠点港にも選定され、日本海側の主要港との位置付けとなった。 選定の背景には、本県が中国や極東ロシアなどに近いという地理上の優位性がある。ロシ
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