和食ブームで海外で日本酒の人気が高まる中、大阪市の酒造会社がイギリスで現地生産に乗り出すことが明らかになりました。日本の酒造会社がヨーロッパに日本酒の醸造所を設けるのは初めてだということで、現地での普及拡大につながるか注目されます。 日本の酒造会社がヨーロッパに醸造所を建設し日本酒を生産するのは初めてだということで、順調に進めば来年春ごろに生産を始める計画です。堂島麦酒醸造所のイギリス法人のマーケティング責任者、橋本久美子さんは「イギリスやヨーロッパはまだ新しい市場なのでチャンスがある。ここで造った日本酒を皆さんに楽しんでもらいたい」と話しています。 フランスやイタリアといったワインの一大産地を抱えるヨーロッパでは、日本酒はアメリカやアジアほど浸透していませんが、このところの和食ブームで人気が高まっていて、日本の酒造会社が現地生産に乗り出すことで、現地での普及拡大につながるか注目されます。