電通が、社長セッションのあとでNHKの出待ち取材に答え「自浄能力がない会社だなと思う」等と感想を述べた20代社員に、 始末書を書かせて「戒告」の懲戒処分を下していたことがわかった。 先週(11月21日の週)の局会や部会等を通して、大半の現場社員に知れわたった。 社員からは「ごく普通の意見で何も処分されるような内容ではない」「経営側にとって都合の悪い話が出ないよう、締め付ける目的」 「かわいそう」といった同情の声ばかりが聞かれた。 NHKは本人を特定できる形で、かつ「40代社員」と見た目で適当に判断して年齢を偽った報道を行い、翌日になって該当部分を丸ごと削除。 誤報のうえ、取材協力者に報道被害を与え、処分で電通社内を萎縮させ、視聴者には説明なく突然「なかったこと」にするという、報道倫理が欠落した、ずさんな仕事ぶりだった。 NHK NEWSウェブでは「外から圧力がかからないと変わらないのは悲し