古本屋のワゴンに積まれていた『グリーンヒル』全3巻を衝動買い。 稲中の人だ、くらいの軽い気持ちで買ったのに不覚にもラストで泣きそうになってしまった。 相変わらずの変態モノ、出てくるのはハゲでデブで胸毛ボンばかりの漫画なのに。 屋根の上の宇宙人を裸で追いかけ川流れする不思議ワールドなのに。 主人公、大学生の関口は「人は生きながらにして腐る」を実体化したような男。夕方まで眠り、また眠り、目的もなくグータラ過ごしている(おへその下にカビも生えている)。 そんな彼が物凄い美女に恋をして、彼女と同じバイククラブ『グリーンヒル』に入りバイクの免許を取るのだが…、というストーリー。 稲中卓球部を読んだことのある人なら分かって頂けると思うのだがバイククラブに入ったからと言ってバイクの話はそんなにない。 最終巻3巻に至ってはバイクの登場する話は1話くらいしかない。 憧れの美女もそんなに出てこない。 目標もな
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