発明家・ドクター中松氏が、先に橋下徹大阪市長を中心に新党として旗揚げした「日本維新の会」の名称を、すでに商標出願していたことが話題になっている。日本維新の会側には「混乱が広がっている」と報道されているが、この新党の“ネーミング問題”、維新内部ではある程度予期されていた話のようだ。日本維新の会関係者の一人がこうボヤき気味に話す。 「橋下人気で『大阪維新』という名前が広く浸透したわけですから、新党名を決める段階で、『日本維新の会』や『○○維新の会』、もしくは、単に『維新の会』とするのが順当だと言う意見が多かったのは事実です。ただ、維新の名を勝手に語る姑息な人たちもすでにいましたし、法的な問題も含め、そうすんなりとは決められないのでは……と危惧する声もあった」 確かに、橋下フィーバーが吹き荒れた昨年春の統一地方選では、維新の会の名前やポスターのデザインまでパクる“エセ維新の会”の候補者が続出。先