トヨタ自動車は18日、主力ハイブリッド車(HV)「新型プリウス」を発売して約1カ月となる17日時点で、受注が約10万台に達したと発表した。月間販売1万2000台を目標にしていただけに、生産が追い付かない状態。納車は6~7カ月待ちとなっている。 トヨタによると、新型プリウスの購入者のうち8割が男性だ。年代別では60代以上を中心に「幅広い年齢層から支持をいただいている」という。新型プリウスの販売について「期待を上回っている」と手応えを示した。 先代のプリウスは2009年5月の発売後1カ月で約18万台を受注。新型プリウスは8万台下回ったが、トヨタは小型車「アクア」を発売するなどHVの品ぞろえを格段に増やしてきたことなどが背景にあると説明した。