(CNN) 人類初の月面着陸を果たし、地球へ向かっていたアポロ11号。その帰還途中、米航空宇宙局(NASA)の基地で思わぬトラブルが発生した。解決に大きな役割を果たしたのは、当時10歳の少年。月面着陸から40周年に当たる20日、この少年を取材した。 トラブルが起きたのは7月23日午後10時ごろ。当時10歳だったグレッグ・フォースさんは家族とともにグアムに住んでいた。父のチャールズさんは、NASAのグアム基地責任者として、アポロ11号の帰還支援に当たっていた。 グアム基地のアンテナは、アポロとNASAの最後の通信を中継する重要な役割を担っていた。ところがこの夜、アンテナの軸受が故障し、ほとんど使えない状態になってしまった。 軸受を交換している時間はない。そこでチャールズさんは、軸受の周辺を接着剤で固める方法を思いついた。しかしそのためにはわずか6.3センチほどの隙間から手を差し入れる必要があ
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