鎌倉市を含む三浦半島4市1町で、外来生物のタイワンリスによる被害が広がっている。生息地は三浦市まで南下し、2008年度の捕獲数は前年度の2倍に増えた。防除実施計画が4市1町で出そろったのを受け、自治体などで構成する横須賀三浦地域鳥獣対策協議会は来年1月から2月にかけ、同じ外来生物のアライグマとともに初めての一斉捕獲を実施する。 タイワンリスは台湾が原産地。05年施行の外来生物法で特定外来生物に指定され、アライグマと同様に自治体が同法に基づく防除実施計画を策定すれば被害の有無にかかわらず捕獲できる。 三浦半島では鎌倉市から生息地が広がった。08年度は果実や樹木の食害、家屋や物品の損傷といった生活被害が横須賀市の388件を筆頭に計667件で3年前の4・2倍に。捕獲して駆除した数は3年前の9倍にあたる2050匹に増えたが、依然として被害が発生しているという。生息数は分かっていない。 広域的
富士通研究所フェローの三浦謙一さん(64)=写真=が、“スパコン関係のノーベル賞”と呼ばれる「シーモア・クレイ賞」を受賞することが決まった。 同賞は、スーパーコンピューターを最初に開発した米クレイ社の創業者をたたえて、米国電気電子学会(IEEE)が1997年に創設したもので、日本人の受賞は今回が2人目。 三浦さんは73年に富士通に入社。80年代に、コンピューターの心臓部である中央演算処理装置(CPU)1台の性能としては、当時の世界最高速を達成したベクトル型スーパーコンピューターの開発に携わった功績などが評価された。現在は、国立情報学研究所リサーチグリッド連携研究センター長を務めている。 三浦さんは「たいへん驚くとともに喜んでいます。1968年に米イリノイ大計算機学科で研究を始めて以来、スパコンに関するさまざまなプロジェクトに関係してきました。今後も世界のスパコンの発展に貢献していきたい」と
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