農林水産省は14日、福島県飯舘村などで5月から行っていた農地の放射性物質を除去する実証実験結果を発表した。農地の表面を3~4センチ削った場合はセシウムを7~9割減らせることが確認された。一方、放射性物質を取り込みやすいとされるヒマワリを植えてセシウムを吸収させる実験は効果が小さく、同省は「現時点での実用化は困難」とした。 同省によると、5月に飯舘村で植えたヒマワリが吸収していたセシウムは1キロ当たり52ベクレル程度。1平方メートル当たりで10キロのヒマワリが育つとすると、現地の土壌中にあるセシウムのうち約2000分の1しか吸収できていない計算になるという。 一方で、表面4センチを削った農地では1キロ当たり1万370ベクレルから2599ベクレルまで減少。薬剤で土を固めてから表面(3センチ)をはぎ取ったり、芝や牧草がある農地で網目状に張った根ごと表面(同)をはぎ取るなど工夫すると82~97%も
当社は、女川原子力発電所2号機(平成22年11月6日から第11回定期検査中)の平成23年8月分の定期検査および東北地方太平洋沖地震後の設備点検等の状況について、本日、宮城県、女川町ならびに石巻市に報告いたしました。 女川原子力発電所は、1号機および3号機が通常運転中、2号機が原子炉起動中のところ、平成23年3月11日14時46分に発生した東北地方太平洋沖地震により、全号機の原子炉が自動停止しました。 (平成23年3月11日お知らせ済み) 女川原子力発電所の全号機は、安定した状態で安全に停止しており、現在、設備の点検、復旧作業等を進めております。 地震および津波による女川原子力発電所の主要設備への軽微な被害として、これまでの57件に加え、新たに1件の事象(牡鹿幹線2号線避雷器の損傷)が確認されましたが、安全上問題となる事象ではありません。 また、地震および津波による女川原子力発電所の主要設備
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