米国務長官、新型コロナ起源「確信ない」 武漢研究所説断定避ける 2020年05月07日07時46分 6日、ワシントンで記者会見するポンペオ米国務長官(AFP時事) 【ワシントン時事】ポンペオ米国務長官は6日の記者会見で、新型コロナウイルスの発生源がどこかに関し、中国湖北省武漢市のウイルス研究所が発生源とする説には「多くの証拠がある」というこれまでの主張について「正しい」と強弁したが、「確信は持っていない」と認めた。政府高官から「武漢研究所説」に慎重な見方が出ていることを受け、断定を避けた形だ。 武漢研究所説「多くの証拠」 具体的説明は避ける―米長官 ポンペオ氏は、発生源が明確になっていないのは、中国が新型コロナのサンプル提供や研究所への立ち入りなどを認めていないからだと指摘。批判の矛先を中国に向け、「米国人は危険にさらされたままだ」と強調した。 これに先立ち、米軍制服組トップのミリー統合参