今朝の朝日新聞朝刊に載っていた広告のはなしですが。バーバラ・オークレイ著、『悪の遺伝子』、イーストプレス。広告には「ヒトはいつ天使から悪魔に変わるのか」「善人を騙し、家族を傷つけ、無関係の人を殺す−−なぜ!!」「それは、人類が知ってはならない真実。」といった文句が躍っている。 もちろん、読んでもいない本について云々することには慎重であるべきだが、著者は社会生物学とか進化心理学の研究者ではなく、電磁気学の研究者だ、ということは指摘しておきたい。 この手の議論はその主張の科学的妥当性だけではなくその受容の文脈にも留意せねばならないのだが、広告にコメントを寄せた“著名人”のリストをみればわかる人には私の言わんとしていることがわかっていただけるのでは、とw すなわち香山リカ、小飼弾、竹内久美子、山田悠介の4人。
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