メールボックスの邪魔者といえば、詐欺の被害者を探す「スパムメール」。しかし中には「主人がオオアリクイに殺されて1年が過ぎました」など愉快な内容のものもありますが、多くは「どう考えてもウソ」という稚拙な内容のものばかり。普通、人をだますとなれば周到に準備をしそうなものなのですが、いったいなぜこんなことになるのでしょうか。 日々、スパムと戦うメールサーバー管理者にとって、スパムに関する研究は非常に重要なもの。Webメールサービスの草分け「hotmail」の運営元、マイクロソフト社の研究者の解析によれば「どう考えてもウソ」という内容には理由があるのだそうです。 迷惑メールを送るスパマーは、確かに数万、数十万という単位のスパムメールを毎日送り続けることでビジネスを成立させています。そしてビジネスである以上コストはカットしたいもの。なるべく少ない数のスパムメールで詐欺にひっかかってくれる「獲物」を吊
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