ハーバー・ビジネス・オンライン 未分類 日本会議を「陰謀論」的に語らせてしまうもの――シリーズ【草の根保守の蠢動】特別企画「宗教と政治の交わるところ」第一回【後編】 塚田:そうすると、「日本会議とその周辺の論じ方」という問題になってきますね。 菅野:フライデーが書いた記事や、朝日新聞が去年書いた記事や、東京新聞が何度か書いてる記事など読んでて思うのは、メジャーなメディアが日本会議について書くと、やっぱりどうしても、「いろんな宗教団体がいるぞ!気持ち悪いな!」という浅いノリになってしまうんですよね。それは違うぞと。そういう議論の進め方はダメだろうと。これは先生も『宗教と政治の転轍点』のなかで書いてらっしゃいますけど、「神社の氏子であり、どこかの寺の檀家であり、新宗教の信者であり、自民党の後援者である」みたいな、自分のおじいちゃん、おばあちゃんかもわからないような普通の人々が、日本会議的なもの