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ブックマーク / samuraiblue.jp (3)

  • ザッケローニ監督手記 vol.29「テストマッチ」

    9月、10月、11月と3カ月連続で組まれたダブルデートの国際マッチデーを日本代表は最高の相手と締めくくることができます。ベルギーに飛んで16日にゲンクでオランダ代表と、19日にはブリュッセルでベルギー代表と戦うのです。FIFAランキングでベルギーは5位、オランダは8位。掛け値なしの強豪です。10月の東欧遠征に続いて今回もアウェイでの試合を日協会にお願いして組んでもらいました。最初に戦うオランダにはパスをよくつないで常にイニシアチブを取ってくるという印象があります。GKも含めて全員が連動して攻守に参加し、ピッチのどこからでもしっかりプレーし、相手ゴールに迫る方法もよく知るチームです。技術力もあってフィジカルも強い。それだけの要素がそろっているからこそルーマニアやハンガリー、トルコといった難敵と同居したワールドカップ欧州予選を勝点28(9勝1分け)という成績で勝ち抜けたのだと思います。得失点

    kumoQ
    kumoQ 2013/11/13
  • ザッケローニ監督手記 vol.17「イラク戦を前に」

    9月6日のUAE(アラブ首長国連邦)とのキリンチャレンジカップを経て、11日に埼玉スタジアムでイラクとワールドカップ・ブラジル大会アジア最終予選を戦います。6月の3連戦を2勝1分けで乗り切り、勝ち点7でグループBの首位に立つ日本代表にとって、今回のイラク戦は重要な試合になると思っています。理由はいろいろありますが、イラクというチームがやはり難敵だからです。ブラジルの大会に進む可能性を持っていると自他ともに認める存在ですし、チームとしてフィジカルの強さに特長があり、前線には優秀なタレントが何人もいます。2006年のワールドカップドイツ大会で日本代表を指揮し、今回はイラクを率いるジーコ監督は、私が語るまでもなく、日サッカーの発展に尽くした功労者の一人であり、日サッカーと日選手に精通しています。6月はヨルダン、オマーンと戦って、いずれも1―1で引き分け、勝ち点は伸ばせていませんが、だか

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    kumoQ 2012/09/05
  • ザッケローニ監督手記 vol.12「地獄で仏」

    4月は欧州視察と国内ミニキャンプの月でした。 ある意味で視察、キャンプ、双方の目的は同じです。選手たちの試合を見て観察し、現況について直接、選手と会って話し合い、コミュニケーションを深める。一緒に集まって練習するという部分を除けば、構造は同じです。特に今回は国内で3日間のキャンプの実現に協力してくれたJリーグ、Jクラブ、JFAの関係者にお礼を述べたいと思います。タイトな日程の中で代表を強くするために3日間という貴重な時間を絞り出してくれた。当にありがたいことでした。 視察については今年の1月以降、代表のスタッフの誰かしらが入り代わり立ち代わり、欧州に足を運び、スカウティングを継続しています。これだけ欧州組が増えると私一人ではとても全体をカバーしきれません。短期の視察では全員を見ることはできませんし、選手には好不調の波があり、視察の間、目当ての選手が試合に出る保証もありません。選手の状況を

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    kumoQ 2012/05/10
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