鹿や猪を狩っている猟師さんの仕事に同行することができたので、一体どのようにして捕まえて、さばき、食べているのか、その一部始終を見学してきました。一部に鹿を解体している画像などがありますので、血や生肉の写真が苦手な人は閲覧注意です。なお、ワナを使った鹿の捕獲に関しては狩猟免許が必要になるので、資格を持たない人はむやみに狩りをしないようにして下さい。 猟場は滋賀県の山の中です。山が深い場所に畑が隣接する場所では鹿などの野生動物が作物を荒らすので害獣駆除として狩猟が行われています。嘉田由紀子滋賀県知事によれば、「農作物被害や生態系への影響、地域社会の崩壊にもつながりかねない課題で、一層の対策強化が必要」という程に問題は深刻な様子。 雪でぬかるんだオフロードを進みます。今回、案内役を務めてくれた猟師さんの1人は78歳というご高齢で、道すがら後継者不足を嘆いていました。 軽トラックで雪道を走ったので
庭先でこぼれんばかりに咲き誇るキンモクセイの芳香が、秋の深まりを告げている。そういえば最近、澄み渡る秋の空を見ていない。理由は単純、頭上を木立に覆われたアカマツ林の中、筆者が足元ばかり見て歩いているせいである。 「花より団子」とはよく言ったもの、今年も山の手の我が家にキノコの季節がやってきた。盛夏を過ぎ、朝晩の最低気温が10度を下回り始めれば、山仲間たち(含・筆者)は一斉にそわそわ、「出るだろうか」「出たらしいぞ」の噂が飛び交い始める。何が「出た」かって?―――勿論、キノコの王様・マツタケである。 今年の夏は、気象庁もお墨付きの「異常気象」だった。七月の降水量こそ多かったものの、八月は連日の真夏日を記録。そして、肝心のキノコの生育に影響を及ぼす降水量は平年の三分の一程度しかなかった。近年稀に見るマツタケの凶作年となった昨年と比して、決して楽観できる状況ではない。 ところが待ちかねたシーズン
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