時間・距離・速度に関わる次元 仕事率(しごとりつ、英: Power )とは、工率(こうりつ)やパワー(英: power)とも呼び、単位時間内にどれだけのエネルギーが使われている(仕事が行われている)かを表す物理量である。「動力性能」という語があるが、その場合これを指すことが多い。 定義[編集] 仕事率Pは、仕事をW、時間をt としたとき、次式で表される。 重力で考えると、重力に逆らう力の大きさは重力と同じであり、距離が同じであれば重力のする仕事と等しい。ただ、重力は等加速度運動、逆らう仕事は等速直線運動であり、同じ距離を動かすのに時間が異なる。そのため、重力とそれに逆らう力は仕事は等しいが仕事率は異なる。 仕事率と同等の概念として電力がある。電力は、以下のように電流と電圧の積で表すことができる。 このことからもわかるように、電気回路において電動機などで電力が消費されると、それと同等の仕事率
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